施工管理士の求人状況

タワーマンション

施工管理の求人広告での提示年収の増加が著しい

最近の建設業界では工事現場の施工管理者も現場で働く作業員もともに不足しています。東日本大震災の復興工事が漸く本格化したうえに、東京オリンピック・パラリンピックの施設建設や関連するインフラの整備で工事量が増大しています。ゼネコン各社は様々な方法で施工管理者の求人をしておりますが、思ったように集まっていないのが現状です。建設業界に強い派遣会社でも登録者では足りないため、同様に求人しておりますが、賃金を上げて募集してもほとんど反応がない状況が続いているようです。賃金については一年前に比べれば何割も上がっておりますが、従来ですとゼネコンの定年退職者や再雇用で給料が大幅に減額される人の求人への応募があったのですが、今は見られません。

建設業の雇用は景気変動に敏感に反応する

建設業界は長く続いた經濟停滞の影響で業界全体がスリム化しています。建設労働者の数はバブル時の最高685万人から現在は500万人を割るまで減少しています。建設労働者の高齢化も顕著になっています。現場の施工管理者には資格が必要ですが、定年退職した資格保有者をフルタイムで常駐しなければならない施工管理者として活躍してもらうのは大変なことです。高齢化社会を迎えて高齢者の活用が叫ばれておりますが、働き方の工夫が出来なければ求人しても応募が少ないのは当たり前のことです。工事現場の作業は危険が伴いますので、資格保有者の常駐はやむを得ませんが、常次同じ人間ではなく、交替でも勤務出来るように制度を変えることができれば施工管理者の不足の解決策にも繋がるのではないかと思われます。